続・バラの香りについて

2香り

前回の続きです。

ダマスク・クラシックは、ダマスク・ローズの強い甘さとロザ・ダリカの華やかさをあわせ持った古典的な香り。
ダマスク・モダンは、ダマスク・クラシックを受け継いでいますが、さらにより情熱的で洗練された香り。
ティーは、現代バラの主流で上品で優雅な印象を与えるハイブリットティーの香り。
フルーティーは、その名の通り桃や林檎などの果実の香りに似ておりダマスク・クラシックとティーの特徴が混在している香り。
ブルーは、ダマスク・モダンとティーの香りが混在しており他には無い独特な甘い香り。
スパイシーは、ダマスク・クラシックにスパイスとして使われるチョウジが混在された香りで、日本原産のバラに見られる特徴的な香り。

以上がバラの香りの6パターンになりますが、またここから成分別に分けていくと540種以上になり、さらにはまだ未発見の成分が500以上あるのではないかと言われています。

ひとえに「バラ」と言っても、香りだけでこれほどまでに種類があるとは驚きですね。
近い将来、新種のバラや未発見のバラに出会える事を考えるとワクワクしてきます。