さて、一通りバラについての紹介も終わったので、今度は育てる手順についてお話していきたいと思います。
まずはバラの苗の選び方から説明していきましょう。
春と秋はバラの苗が店舗によく並び始めます。いいバラを長く楽しむには良い苗を見極めなければいけません。そこで今日は苗選びのポイントをお教えしたいと思います。
まず、バラには新苗と大苗という2つの種類の苗があります。
新苗とは、その年につぎ木をした若い苗の事をさします。価格が安く、花が咲くまでに1~2年かかります。
大苗はつぎ木をした苗を秋まで畑で育てて掘り上げたものです。新苗と違い株が充実しています。
そして苗選びのポイントになりますが、新苗から選ぶのであれば、「出来るだけ枝が太くがっちり育っているもの」「下から葉が付いてるもの」「葉に病気のないもの」を選びましょう。
次に大苗は、「重量感があるもの」「寒さにあたり、枝や身がしっかりしまっているもの」「根は太く長く本数が多いもの」がいいでしょう。
最後は鉢です。こちらはすでにつぼみや花がついた状態でが鉢植えに植えられているものになります。上記の二つと同じように「がっちり育っているもの」「葉の色が濃いもの」。そして「花の枚数やつぼみが多いもの」を選んでください。