イングリッシュローズの品種

イングリッシュローズ品種

さて、今日は前回に引き続きイングリッシュローズの代表的な品種について説明していこうと思います。

イングリッシュローズはモダンローズの仲間でツルバラ系統のシュラブ系となっております。なのでだいたいは壁またはフェンスに這わせたり、アーチなどに絡ませて育てることが出来ます。

★L.D.ブレスウェイト
四季咲きでイングリッシュローズの中で一番明るいリムゾンカラーをしています。また、香りもとてもよく大輪を咲かすのが特徴
となっております。このバラは、耐寒性、耐暑性がとても強いので、庭植えに向いた特徴を持っています。デビット・オースチンが義理の父のレオナルド・ダッドリー・ブレスウェイトに捧げた作品となっております。
★グラハム・トーマス
グラハム・トーマスはイングリッシュローズを代表するバラで、おそらく日本で一番有名と言えるでしょう。ツル性で四季咲きのバラです。少しアプリコット色がかった可愛らしいイエローが特徴的です。すっきりとしたティー系の香りがします。
★グラミス・キャッスル
グラミス・キャッスルは白のイングリッシュローズの中で一番の名花と言われています。ディープカップと言う薄い花びらがぎゅうぎゅうに詰まった丸い形の可愛らしいバラです。四季咲きで強い香りをもっています。
★ビンゴ・メイディランド
1944年にフランスで作られたバラです。花色は底が白くピンクがベースとなっております。また、一重房咲きなので可愛らしいながらも豪華な印象があります。四季咲きで丈夫なので育てやすい分類に入ります。
★アブラハム・ダービー
花色はピンク寄りのアプリコットでフルーティーで濃厚な香りがします。少しうつむきがちに花を咲かすのが特徴です。咲き始めから終わりまでの変化が面白く、ファンが多いバラです。こちらも初心者におすすめできる品種となっております。

以上でイングリッシュローズの品種の紹介を終わります。
これまででオールドローズ、モダンローズ、イングリッシュローズという3つのバラの品種群についてお話をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか?
これらの記事をきっかけにバラについてもっと知りたいと思ってくださる方が一人でもいらっしゃったらとてもうれしいですね。